木の無垢と鉄の無垢。
ふたつの素材力が
重なる
無垢材の天板と、鉄の無垢である黒皮鉄の脚。「無垢」にこだわるeffeが選んだ、素材そのものの力強さを引き立てあえる異素材を組み合わせています。黒皮鉄の魅力は、鉄なのに不思議と冷たい印象に見えないところ。無機質なイメージになりすぎないから、無垢材との相性もとても良く仕上がっています。素材感を生かすよう、鉄の切断面などはあえて処理をしすぎず切りっぱなしに。独特の荒々しさがある素材同士ですが、デザインの線を細くすることで、生活空間にもすっと溶け込む雰囲気になっています。
EMILYエミリー

黒皮鉄の
ワイルドな風合いを生かす
黒皮鉄は、effeと同じ滋賀県で活躍する鉄作家・アトリエ キーメンが制作。鉄に塗装をするのではなく、制作過程で自然にできる被膜が黒皮。だから表面は均一ではなく、小さな凹凸によるザラつきやキズなども残っているけれど、それこそがこの素材の持ち味です。鉄特有のあたたかみのある表情が楽しめます。

黒皮鉄という素材がもつ無骨な魅力を生かすよう、脚部分には、建築の構造材などに使われるフラットバーと丸棒を使用しています。切断面が黒ではなくシルバーのように見えるのは、あえて切りっぱなしにすることで鉄の素材感を表現するため。鉄の無垢だからこそ細部まで化粧隠しをせず、そのままの表情を残しています。

フラットなきれいさを求めるのは、黒皮鉄らしくない。そんな思いから、盛り上がった溶接面も削らずそのままに。風合いを残すのはもちろん、処理方法にまでこだわり、鉄らしい雰囲気を表現しています。
お部屋に馴染みやすい、スリムシルエット

細めの鉄素材を使い、さらに抜け感もきちんと出せるT字脚を考えたときに熟考したのが安定性の確保のしかた。ぐらつきを軽減するためできたのが、両脚をつないで筋交いを付ける構造。これにより振れが抑制でき、さらにさりげないデザインのポイントにもなっています。

素材の力強いインパクトはあるけれど、デザインはすべてスリムに。強すぎる個性がですぎないように、時代に流されないための普遍性を考えてできたバランスです。

アームチェアや
ベンチと
合わせやすい
T字脚
サイドにだけ脚が付くT字脚のデザインだから、どこにでもチェアが収まりやすく、出入りもスムーズ。脚自体も細く仕上げているため邪魔になりにくく、大人数でテーブルを囲みやすいデザインです。
SPEC
品名: | エミリーダイニングテーブル |
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サイズ: | (S)幅1500×奥行800×高さ720mm (M)幅1600×奥行800×高さ720mm (L)幅1800×奥行800×高さ720mm |
天板厚み: | 25mm |
脚間: | (S)1080mm (M)1280mm (L)1480mm |
素材: | 天板/ウオルナット、ホワイトオーク、ブラックチェリーより選択 脚/黒皮鉄艶消しアイアン |
仕上げ: | オイル仕上げ |
その他: | エッフェオリジナルテーブル、 サイズオーダー、天板厚みオーダー、他材料の仕様変更可能 ※仕様変更をご希望の際はお問い合せフォームよりご連絡ください。 |
この商品の納品事例
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味のある黒皮鉄に
惚れこみました
脚の制作をお願いしているアトリエ キーメンで、黒皮鉄に出合ったのは6年ほど前。当時は、今ほど家具に使われていなかったのですが、ひと目見たときから「これをテーブルに使いたい」と思ったのです。「鉄なのに冷たくないところがいい」というのが、第一印象。作り方をうかがって、無垢材とつながる素材だと感じて、さらに興味を持ちました。無垢材と一緒で、同じ風合いのものはふたつとない。ザラつきやキズもあるし・・だけど、それが味わい。メンテナンスをしながら長く使うことで、味わいを深めていただけます。
高級家具の職人技を、
テレビボードにも

effeのテレビボードは、とりわけ質の良さが求められる婚礼家具に定評のある広島・府中の工房で制作しています。婚礼箪笥に見られる丈夫な箱のつくりをテレビボードにしたら、きっと長く使い続けられる。そんな思いから、ハイレベルな職人技を随所にちりばめています。

引き出しは、板と板を組むときに釘などを使わずに強固にする蟻組み(ありぐみ)を採用。高い技術が必要とされる仕様です。さらに引き出し内部は、数年寝かせて反らないようにした桐に。これも桐箪笥をつくる工房ならでは。桐がもつ自然の力で、湿気や虫などから大切なものを守ってくれます。
天板の無垢材にも
優れた職人技
effeのテーブルで使用している無垢材は、一枚板ではなく
「剥ぎ合わせ(はぎあわせ)」といわれる板。
あえて一枚板にしていないのは、
性質上、どうしても反りや割れがでやすいため。
そんな無垢材のデメリットを軽減するため、職人が1枚1枚、
木の反る方向を見極めて組み合わせています。
接いだ木の幅が均一でないのは、材料ごとの性質を見て
仕上げているため。長く使っていただける
証拠でもあるのです。
無垢材は2つのグレードから選べます
天板に使用する無垢材は、節のでかたが異なる2種類をご用意。
テーブルのデザインとのバランスや空間のイメージに合わせて、お好みでお選びください。

できるだけ節が少なく、木目の美しさが際立ちます。

節があるため、自然の木材らしい雰囲気が楽しめます。
樹種は2つから選べます
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ウォルナットチーク、マホガニー、と並び世界三大銘木の一つにあげられるウォルナット。その重量感のある色合い、木目の美しさ、加工しやすく耐久性も強い材なので古くから高級家具用材として親しまれてきました。木材成分(タンニン)の影響で、使い込むほどに明るい赤褐色に経年変化する美しさも魅力です。
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ホワイトオーク雄大な樹形と生命力は、英国ではKING OF FOREST(森の王)と尊ばれてきました。ゆっくりと成長するオークは家具素材となるには樹齢100年以上がほとんどの貴重な素材です。長い年月から生まれる美しい木目と、温かみのある素材感は、風格のある家具に仕上ります。また、虎斑(とらふ)と呼ばれる虎の斑紋のような模様が現れることも特徴です。
樹種は3つから選べます
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ウォルナットチーク、マホガニー、と並び世界三大銘木の一つにあげられるウォルナット。その重量感のある色合い、木目の美しさ、加工しやすく耐久性も強い材なので古くから高級家具用材として親しまれてきました。木材成分(タンニン)の影響で、使い込むほどに明るい赤褐色に経年変化する美しさも魅力です。
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ホワイトオーク雄大な樹形と生命力は、英国ではKING OF FOREST(森の王)と尊ばれてきました。ゆっくりと成長するオークは家具素材となるには樹齢100年以上がほとんどの貴重な素材です。長い年月から生まれる美しい木目と、温かみのある素材感は、風格のある家具に仕上ります。また、虎斑(とらふ)と呼ばれる虎の斑紋のような模様が現れることも特徴です。
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ブラックチェリーバラ科サクラ属の広葉樹でアメリカンチェリーのなる木として有名で、艶やかな木肌と個性豊かな木目は人々を魅了し、ウォールナットと並び高級家具用材として親しまれています。最初は淡い琥珀色をしておりますが、紫外線に反応しやすく比較的早く変色していきます。その色合いは濃い飴色となり独特のツヤ感を演出してくれます。
樹種は3つから選べます
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ウォルナットチーク、マホガニーと並び世界三大銘木の一つに数えられている最高級木材です。その木肌の色合い、木目の美しさ、時を経るごとに深まる風合い、適度な硬さと強度・加工のしやすさから、古くから高級家具、ピアノ、バイオリン、銃床、ハーブなどにも利用されています。
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ホワイトオークオークは、ギリシャ神話では聖木として崇められ、その威厳のある美しい樹形から、英国では KING OF FOREST(森の王)と尊ばれてきました。ワインやウィスキーを芳醇な味わいへ熟成させる樽材としてもホワイトオークは古くから使われてきました。真っすぐにのびた木目が美しく、虎斑(とらふ)と呼ばれる虎の斑紋のような模様が現れることも特徴です。
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ブラックチェリーきめが細かく艶やかな木肌と個性豊かな木目が人々を魅了し、ウォールナットと並び高級家具の材料として古くから使用されてきた高級木材です。最初は淡い琥珀色をしていますが、紫外線に強く反応する木材で、その色あいは濃い飴色に変色していきます。
人が使うものだから、
人の手で作ります。
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1. 素材の選別木材の色味、木目の違いを人の目で確認し選別します。
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2. カット機械で大まかな形を削りだし、最後は人の手で調整します。
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3. 研磨パーツの表面を滑らかにします。
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4. 組み立て部品・パーツを組み合わせ骨組みを作っていきます。
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5. 吹付け骨格にウレタンフォームを吹き付けていきます。
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6.パターン・断裁カバーとなる生地に手作業でパターンを引き断裁をおこないます。
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7.裁縫とても技術がいる縫製作業。仕上りに影響する繊細な部分です。
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8.張り込み精度を要する作業。ズレなく隙間なく慎重に仕上げていきます。

20176/15-6/18
受注生産品のため、
ご注文いただいてから製造いたします。
